2014年度の調査によると、結婚式の全国平均の費用総額は約333万円で招待人数は約72人とされています。これは挙式、披露宴、パーティ費用のみで、結納や二次会、新婚旅行の費用は含まれません。結婚式の資金は、二人の貯蓄に加えて、親からの援助金、招待客からのご祝儀、で賄うのが一般的です。家庭によって異なりますが、親から援助してもらえたというケースが多数のようです。
調査では、66~84%の人が援助してもらったというデータがあります。いつまでに結婚式の資金を用意すれば良いかというと、会場への支払いは前払いが多いので、式の1~2週間よりも前です。ご祝儀で賄おうと思っている人は、会場で前払いを求められた時に困る可能性があります。その点も含めて援助などを申し出ておくようにしましょう。
お金をかけるべきポイントと、省いても良いポイントに分けて考えることが大切です。ケチるとゲストに物足りなさを感じさせてしまうのは、料理、引き出物、装花、などです。この点はゲストが一番期待しているところでもあるので、ケチらないほうが良いでしょう。見積もりをしてもらう時には、納得いくまで出してもらったほうが良いです。
遠慮して適当に決めてしまうと、後でトラブルになる可能性があります。だいたい3回に分けて、1回目はざっくりした予想見積もり、2回目は二人の希望を取り入れた見積もり、3回目はゲスト人数や予算まで含めて細かく希望を取り入れた見積もりを出してもらうようにしましょう。