結婚式の披露宴の演出は、新郎新婦だけでなく、参列者の皆さんの心にも残る挙式になるための工夫が必要です。最近は、「つながり婚」という家族のつながりを大切にした結婚式が人気があります。挙式の時に、新婦のお母様が新婦のベールをおろす「ベールダウン」は定番となっていますが、この他にも父母や祖父祖母と一緒にさまざまな演出をおこなう新郎新婦が増えています。たとえば、結婚式の披露宴の演出として定番のウェディングケーキ入刀、このケーキ入刀を両家のお父様・お母様と計6人でおこなうという演出です。
ケーキを3つ用意し、真ん中のケーキを新郎新婦が、両端のケーキを新郎新婦のお父様・お母様が切るという方法もあれば、大きなケーキを1つ用意して、皆で一斉に切るという方法もあります。カットしたケーキを新郎新婦がお互いに食べさせるだけでなく、「ラストバイト」として子供から父母へケーキを食べさせるという演出もできます。小さい頃、両親から食べさせてもらったように、大きくなり新たな家庭を築き上げていく2人から両親へ感謝の気持ちを込めてケーキバイトをしてみましょう。二度とないチャンスでもありますし、会場も大盛り上がりです。
とても記念に残る演出になりますね。また、新婦のお色直しの際に、家族と一緒に手をつないで退場するという演出も年々増えています。両親だけではなく、兄弟や姉妹、また祖父や祖母と手をつないで会場の出口まで歩くという演出は、とても心温まります。共に歩んできた家族だからこそ、手をつないで歩く姿は感動的で素敵なものです。
結婚式の主役は新郎新婦ですが、新郎新婦にとって2人が出会えたのは家族がいてくれたからこそです。その家族と共に、素敵な結婚式になる演出を取り入れて、良い思い出を作りましょう。